淫獣捜査 隷辱の魔罠

【47】 洗浄作業

 分厚いガラスの壁の向こうでは、涼子さんと美里さんを抜いた12人の女性たちが横1列に並ばされ、それぞれ小さな台に拘束されると高々と尻を突き上げるポーズを取らされていた。
 口枷を噛ませた美貌をこちらに向け、不安と羞恥に顔を歪め、必死にこちらを見つめる彼女ら。
 だが、俺には彼女らに対して何かしてやれる事などなく、だた見つめている事しか出来なかった。
 そんな彼女らの背後に、マスクで口元を覆い、全身をヌラヌラと光沢のあるツナギを着込んだ作業員が取り付いた。
 彼らは、おもむろに手にした無針注射器で、女性たちの尻肉になにかを注入すると、アナルに透明なローションのようなドロっとした液体を塗りつけ、ほぐし始めた。
 他人に排泄器官をいじられる感触に、彼女らのボールギャグを噛まされた唇の合間から、戸惑いと嫌悪の呻きが放たれる。

「ほふッ……ひひゃぁッ……うぅぅ……おぅッ!!」

 薄い半透明で乳白の手袋をした作業員の指が、女性たちのアナルを弄り、時にはズボッと指先が入り込む。その度に、突き上げられた彼女らの綺麗な尻肉がビクッと震えた。
 そんな反応に作業員たちはなんの反応も示さず淡々と作業を続ける。そうして、ある程度アナルをほぐし終えると、奥の壁に設置されていた透明な太いホースのついた器具を手にした。
 それは、ガソリンスタンドにある車に給油する器具に似ていた。ホースの先端に取っ手の付いたユニットがついており、先端は上下に2股になっていた。下の突起は極太の男性性器の形をしており、これからソレがどこに挿入されるのか一目瞭然だった。上の突起は杭状の形状をしていて、涼子さんたちのアナルに押し込まれたアナル栓を思い出された。
 作業員はユニットの先端をゆっくりと女性たちの秘部とアナルへと押し当てる。
 その光景を女性たちは目の前の床に埋め込まれたモニターで見させられていて、必死に身体を揺すり抗おうとする。だが、ガッシリと台と床に固定された身はピクリとも動かず、メリメリと切先が秘肉とアナルを押し広げて、体内に挿入されていくのをどうする事も出来なかった。

「んぉッ! おぉぉぉぉッ!!」

 涙を流しながらイヤイヤと首を振り立て呻く女性たち。そんな彼女らの牝肉をかき分けるように器具の先端がめり込み、ゆっくりと根元まで押し込まれていく。
 そして、しっかりと根元まで押し込まれると、作業員の手でユニットに付いたハーネスベルトが、彼女らの括れた腰に巻きつけられ、ギチギチと締め付けてユニットが固定された。
 すると今度は、ユニットからプシュップシュッとコンプレッサーの放つような音と共に、アナル栓部が膨張していき、アナルがメリメリと押し広げられていくのがモニター越しに見えた。

「おッごッ!? おぐッ! おぉぉぉッ!!」

 その感触に目を見開き一斉に仰け反る女性たち。作業員はそんな彼女らの反応にも関心も示さず、黙々と器具がちゃんと固定されたかを確認していく。
 その光景を見て、酪農家が乳牛に搾乳器を取り付けていく作業を思い出し、彼らが目の前の女性たちを人間ではなく家畜と同様に扱っているのを嫌でも理解した。
 そうしていると、背後の透明なホースを伝って、ドロっとした白濁の液体が女性たち体内に注ぎ込まれていくのが見えた。

「うぐーッ!? ひ、いひゃーッ!!」

 自らの意思を無視して次々と腸内に注ぎ込まれる白濁の液体。その感触に女性たちが嫌悪の悲鳴を放つ。
 だが、すぐに女性たちは白い柔肌に冷や汗が浮き立たし、身体をガクガクと震えさせ始めた。

「訓練されてない牝たちですから、本格的な浣腸に我慢なんてできませんわ」

 ナナさんがそっと俺に説明するその言葉を証明するように、程なくして、女性たちの悲愴感漂う悲鳴と共に、透明のホースの中を茶色い液体が逆流し始める。

「あッ、ひ、ひひゃーッ!!」
「ひぃッ、あッ、あぁぁぁッ」

 イヤイヤと首を振り立てながら涙を流す彼女らの悲鳴な呻きが、設置されたスピーカーから流れ出し、俺のいる通路内に響き渡るのだが、それに大きく反応する者はその場には誰もいない。
 俺自身も、その光景から目を離せずにいて、涙を流し悲壮感漂う悲鳴を上げ続ける女性たちの姿に、ゴクリと生唾を飲み込んでいた。
 そんな光景を、俺の近くで涼子さんと美里さんも四つん這いで見させられているのだが、彼女らは、目の前の光景をどう感じているのだろう?

―― 家畜のように女性を扱う作業に、変わらぬ気高い心で憤慨しているのだろうか? ――

―― それとも排泄管理され狂おしい便意に苛まれている彼女らは、自由に排泄できる目の前の光景に、ただ羨望の眼差しを向けているのだろうか? ――

 変わらぬ気高い彼女でいて欲しいと思う反面、牝に堕とされた姿も見たいという相反した思いに駆られる俺であったが、ガスマスクと全頭マスクに覆われた涼子さんの顔からは、その表情を伺い知ることは出来なかった。
 そうしている間にも、排泄を終えて全身でタラタラと汗を垂れ流し、ハァハァとまるで産後のようにグッタリする女性たちに対し、無情にも再び白濁の液体が注ぎこまれていくと、俺は視線を目の前の光景に戻すのだった。



 その後、彼女らには何度も白濁の液体が注ご込まれては、繰り返し強制排泄をさせられた。それは、彼女らが排泄する液体が完全に透明になるまで執拗に繰り返された。
 そうして、作業を終えた頃には蒼白になってグッタリとした彼女らの全身を、作業員は今度は丁寧に洗い清め始めた。

「あぁして、身体の中も外も清められて、彼女らは他の参加メンバーにお披露目されていきますわ」

 目の前で清め終えられた女性たちの首輪に、数字の刻まれた銀色のプレートが嵌められると、一人、また一人と黒スーツの男たちに鎖を引かれて、別の扉へと消えていく。
 そうして、全ての女性たちが、扉の向こうへと消えていくと、おもむろに支配人が口を開いた。

「待たせたな、次はお前たちの番だ」

 低く通る声で頭上から顔をかけられると、四つん這いの涼子さんと美里さんの身体がビクッと震えた。
 俯いていたガスマスクを被せられた頭が弱々しく持ち上がり、その視線がゆっくりと支配人へと注がれる。
 彼女らの身体はガクガクと震え、腰は淫らに打ち振られるたびに体液が滴り落ち、足元には透明な水たまりを作っていた。とくに、異形の淫具を咥え込まされた秘部は凄まじく、器具の合間からグジュグジュと愛液は噴出させては、透明な糸を何本も床へと滴り落としていた。

「はははッ、少しは己が只の牝だと理解できただろうって……どうだ、早く楽になりたいだろう?」

 意地の悪い笑みを浮かべる支配人に対し、彼女らは躊躇することなく首を縦にブンブンと振ると、更に支配人に擦り寄ろうとする。
 その涼子さんの姿に、俺は内心で激しいショックを受けていた。

(あの毅然とした涼子さんが、腰を振りたてながら、まるで尻尾を振って媚を売る牝犬のような姿を晒すなんて……)

 あまりのショックに、俺の足からは力が抜け、その場に跪きそうになる。

 ……だが……

―― これから、私は彼らを騙す為に、奴隷を演じるわ……だから……だから……私を信じてね ――

 俺の脳裏に、少し潤んだ瞳で見上げて弱々しくそう呟いた彼女の顔が映し出される。それが、打ちのめされそうになっていた俺の理性をなんとか踏み止めさせた。

(俺が信じなくて、誰が信じるっていうんだ……例え……例え、事実はそうでなくても、それなら俺が必ず……彼女を引き戻してみせる……)

 ギリっと奥歯を噛み締め、力の抜けかかった両足に力を込め踏ん張ると、俺はグッと正面の彼女らの姿に視線を戻した。
 そんな俺を、脇に立っていたナナさんは人知れず微笑むと、まるで支えるかのように黙って俺の腕にギュッと抱きついた。
 そうして、俺が立ち直り、落ち着きを取り戻すと、ナナさんは口を開き、そっと俺にだけ聴こえるように囁いた。

「さて、これから支配人が、彼女らに対してどうでるかですわね。ただ、洗浄しておしまい……とは思えませんわ」

 ナナさんの言葉に、俺は手をそっと彼女の手に添えると黙って頷いた。
 そうして俺は、目の前を黒スーツの男に鎖を引かれて、先ほどとは別の通路の反対の部屋へと引き立てらていく涼子さんたちの姿をジッと見送るのだった。





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