隷属の交換契約 ー変えられた僕の幼馴染みー

【8】侵食される日常

 目覚めてから腰に装着されている貞操帯に驚くミカ姉に、南波は他のふたりの暴走から守るためだと説明する。
 ここに来る前に、南波とは別に彼らからも連絡を受けていただけに、そう言われれば彼女も素直に受け入れざるおえない。

「俺の目が届かないところで、やつらには手を出させねぇよ。もし、また呼び出しが来ても俺以外は無視してくれてかまわねぇからな」

 少なくとも彼らに犯される危険が減るとわかり、ホッとした表情で歳下の少年を見上げる。アイツに頼もしさを感じている様子に心がザワつく。

「ちょっと、アイツらと話をつけてくるわ」

 彼女の額に軽くキスをして、南波は慌ただしくラブホテルの部屋を出ていった。
 もちろん、それは彼女に深く考えて議論の余地を与えないためだが、結果として、なし崩し的に貞操帯をはめさせることに成功する。

「……そういうことなら……しょうがないのかな……」

 二人からの連続絶頂の拷問プレイの恐ろしさを心身に刻まれていた彼女からしたら、窮地から救い出して、自ら盾になって庇ってくれてるように感じてしまうだろう。
 身体の奥まで占領するような猛々しい雄の余韻に、キュンと子宮が疼いたらしく、知らないうちに指が股間の貞操帯に触れてしまっていた。

「――あれ? な、なにしようとしてるんだろ……」

 あの怪しげなクリームの効果もあって、自覚のないまま発情させられていた。
 それを激しいセックスの余韻だと思い込み、シャワーを浴びて気持ちを切り替えようとするが、当然のように解消する訳がない。
 ひとりラブホテルから出て自宅に戻ったものの、悶々とした気持ちは時間が経過するほど強くなっていく。
 その姿は、いつの間にか隣にある彼女の家に、仕掛けられた盗撮カメラによって捉えられていた。

「鍵を複製したのか……いつのまに……もしかして……」

 二人による連続絶頂責めの最中に、南波が部屋から出ていた。恐らく、その時に彼女の鞄から鍵を抜き出して合鍵を作ったのだろう。
 そして、今回は逆に南波だけで会った逢瀬の合間に、残りのふたりが自宅に忍び込んで盗撮カメラを仕掛けたに違いない。

「彼女への主導権を争って仲違いしてるように見せておいて……クソォ、猿芝居の裏でしっかり連携してるじゃないかよッ」

 クリームの効果で悶々とさせられている彼女の姿を覗き見て、三人が嘲笑っていたかと思うと憎しみが膨れえあがる一方だ。

「あぁン、な、なんで……あぁぁぁン」

 貞操帯に仕掛けられた突起物が、突然、振動を開始して彼女を悶えさせた。
 ランダムに動作して、振動するのも数十秒の間だけ。それでも強制的に発情させされた彼女を悶えさせるには十分なものだった。
 そして、絶頂するには不十分な時間だ。不意打ちで物足りない振動に焦らされ続けて、夜が明ける頃には憔悴した状態で、すっかり彼らの策略に嵌められていた。

「あン、ンンッ、あ、あと……少し……あッ、あぁぁぁ……そんなぁ……」

 絶頂寸前までいっては取り上げられる。それを夜通しで繰り返されて、今にも泣き叫びそうな状態だ。
 学校に通う時間になったにも関わらず、ベッドの中で悶え苦しみ、その頭を占めるのは肉欲を満たしたいという渇望だけになっていた。
 彼女の指がついにスマホへと伸びると、悩んだ末に南波へとコールをする。

「……やぁ、おはよう、早速、未可子から連絡くれるなんて嬉しいなぁ」

 どうせ苦しむ姿を盗み見ていたくせに、白々しいセリフを吐いてくる。

「あ、あの……」
「あぁ、そういえば、アイツらとは話がついたぜぇ。もぅ勝手に呼び出さないから、安心していいぜぇ」

 自分からは切り出しにくく、言い淀む彼女をよそに、南波はダラダラと話を続けていく。
 そして、その決心を促すように、しっかりと追い打ちの言葉を掛けてくる。

「……で、どうしたんだよぉ、用がないなら切っちゃうぜぇ。ちょっと忙しくなるから二、三日は呼び出さないつもりだからよぉ、久々にアイツと仲良くすればいいぜぇ……じゃぁな……」
「――ッ!? ま、まってッ」

 自慰で解消したくても貞操帯で阻まれてできない。今の状態では、一日でも耐えきれないだろう。

――それがわかってる上で、僕とアイツを天秤にかけさせやがった……

 ミカ姉の状態をみれば、悔しいがどちらを選ぶのか分かってしまう。
 肌を朱に染めて、ダラダラと汗をかく姿はまるで熱病にかかったようで、朦朧とした目元はこれから口にする言葉への葛藤で揺れている。

「呼び止めて、なんだよぉ? 早く言わないと切っちゃうぜぇ?」
「……お、お願いします……身体が変なの……アソコが疼いて、辛いの……」

 通話先で顔が見えない南波が、彼女の言葉にニヤリと笑うのが容易に想像できる。

「へぇ、ちなみにアソコってどこだよ?」
「オ、オ×コ……です」
「で、俺にどうして欲しいわけ?」
「鍵を……開けて欲しいです」
「ふーん、鍵だけでいいんだぁ……ならポストにでも放り込んでおこうか? ちょうどマンションの下まで来てるしさぁ、あとでポストまで取りに来なよ」

 その言葉が真実だと知らせるように、一階の入り口からのチャイムが鳴る。
 来訪者を報せるモニターには、鍵を手にした南波の姿が映っていたのだろう。
 そのタイミングが、あまりにも良すぎる事にも疑問を抱かない。いや、仮に考えついたとして、それをどうこう言っている余裕はないだろう。
 それ程までに奴らは狡猾に追い詰めていった。

「それじゃぁなぁ」
「――ま、待ってッ、行かないッ……あぁ、もぅ、限界なの……だ、抱いて……うぅ、抱いて欲しいです」

 ついに自ら求めてしまった。今までは呼び出されて一方的に犯され、なし崩しに抱かれてもいた。
 だけど、今回は自分から呼び止めて、抱いて欲しいと言ってしまった。一度、口にすれば欲望を抑えることは、もうできなくなる。

「抱かれたいなら、俺好みの愛し方になる……この意味はわかるよなぁ?」
「は、はい……」
「なら、こうしようぜぇ、俺はこれから未可子の元に向かう。玄関の扉を開けたときに、ちゃんと俺を喜ばせるオネダリができたならぁ、たっぷりと愛してやるよぉ、だがなぁ、ダメならその場で帰るからなぁ」

 あまりにも横暴な言い草に、心底腹が立ってしまう。だけど、狂しい疼きをなんとかしたいミカ姉には、それどころではなかった。
 彼らが言ったことは必ず実行するのは、骨身に染みるほど分からされてきた。もし、ここで気に入られなかったら、本当に何日も放置されるのは間違いない。

――ガチャッ

 玄関の扉を開いた先で出迎えたのは、奴隷装束に着替えたミカ姉だった。
 床に正座し、深々と下げていた顔をあげると、潤んだ瞳で見上げながら口上を述べた。

「未可子は南波様に絶対服従の牝豚奴隷です。ご主人様好みの立派な牝豚奴隷になりますので……ど……どうか疼いてしょうがない浅ましいオマ×コに……ご……ご主人様のたくましいチ×ポをお恵みください」

 あの最初に撮影させられた屈辱的な奴隷宣言と同じく、大股を開いて股間をさらけ出すポーズをする。
 あの時は秘部の奥まで開いて見せてたのが、今は貞操帯を解錠する鍵穴を差し出す姿勢になっている。
 その口上を冷たい目線で見下ろしてた南波だが、フッと口元を綻ばせる。

「……俺の股間にグッときたぜぇ、あぁ、合格だ」

 持っていたボストンバッグを目の前の床に置くと、いつもの調教道具が詰められているのが見える。
 その準備の良さだけでも、最初から仕組まれていたのが見え見えだけど、渇望した絶頂を与えられることに身を震わせて歓喜しているミカ姉には、些細なことでしかない。
 言われるままに両腕を背後にまわして、拘束されていくのにウットリと陶酔すらしていた。
 アームバインダーで両腕を覆われ、足首には鎖付きの足枷をはめられると、首輪に連結した鎖を牽かれてリビングへと連れていかれる。

「なんだよ、拘束されただけで、もう乳首を勃たせてるのかよ」
「あぁン、だってぇ」
「溢れ出た愛液を床にポタポタと垂らしやがって、俺好みのインランなマゾ奴隷らしくなってきたよなぁ……ほれ、乳首にはコレもつけてやるよ」
「くぅぅぅン」

 乳首の根本がニップルリングで締め上げられると、より充血した乳首へと鰐口のクリップで挟み込む。
 無惨にも押しつぶされる苦痛に、堪えきれずに身を震わせれば、クリップから垂れ下がるオモリが左右に揺れて、乳首をさらに責めたてた。

「くぅぅぅ……」
「牝犬みてぇに、上も下も涎垂らしてウットリしやがって、ほら、床に膝をついてケツだせよ」
「あぁ、なにを……」
「浣腸の準備だよ、そろそろアナル処女をもらうぜ」
「……そんな……」
「もちろん、嫌だとは言わねぇよなぁ」
「……は……はい……」

 有無を言わさぬ口調に従うしかない。言われた姿勢を取ると、尻を高々と突き出してみせる。
 その間にも、股間の貞操帯に填められた自慰防止板から溢れ出す愛液は、異常な量になっていた。

「あぁン、早くぅ」
「あぁ、もう我慢しすぎてプッツリと理性がキレたかぁ? ほれ、その前に浣腸の準備だといっただろッ」
「――あぁン」
「ケツ叩かれて悶るかよ、いい具合にぶっ壊れてきてるなぁ」

 指でほぐした肛門にゴム製のアナルストッパーを挿入すると、繋がるポンプをシュコシュコッと握りしめて肛門の前後を膨らませた。
 キッチリと前後から抑え込んでいるのを確認すると、バッグの中から白濁の浣腸液が詰まったボトルを取り出す。
 その中へアナルストッパーの吸水チューブをセットしたら、軽くひとつのポンプも握りつぶす。

――ゴボッ……

 ボトルから吸い上げられた薬液が、チューブを伝い腸内へと送り込まれる。

「あぁぁぁぁ、中身が入ってくるぅ」
「まだ、試しただけだよ。これから、タップリと入れてやるから覚悟しやがれッ」

――シュコッ、ゴボリ…… ――シュコッ、ゴボリ……  ポンプが握り潰されるたびに、白濁の薬液が次々と彼女へと浣腸されていく。  イヤイヤと首を振ろうが、それは止まらず、五百ミリリットルほどのボトルが半分も空いてしまう。

「うぐぅ、お腹が……」
「なに、空手の黒帯が情けねぇ声をだしてやがる、根性だせよ。そのうち、倍の量でも喜ぶようになるんだからよぉ」
「ふぇ……そ、そんなの嫌よ」
「チッ、まだ理性が残ってやがるな……しょうがねぇなぁ、ほら、未可子の大好きなチ×ポだぞ」

 服を脱ぎ捨てて全裸となった南波がドカッと目の前のソファに腰掛け、手にした首輪の鎖で足元までミカ姉を引き寄せる。

「ほれ、まずは俺から一発を搾り取ってみせろよ。じゃぁねぇと、クソは出させてやらねぇぞ」

 すでにお腹からゴロゴロという腸鳴りが聴こえ始めていた。
 気丈なミカ姉が、眉根を寄せて苦悶の表情を見せていた。

「ぐぅぅ、こんなの無理よ」
「別に俺は優しいからなぁ、いくらでも待ってやるぜぇ」

 優しいどころか、苦しげな彼女の様子に薄笑いを泛べている。
 ミカ姉に空手で圧倒された恨みを、こうして晴らしているのだろう。
彼女の実力なら三人相手でも負けやしない。そんな相手に、俺のために身体を張ってくれたのだ。

「ご、ご奉仕させていただきます」
「おぅ、たっぷり味わえよ」

 迷いを振り払い、上目遣いで許可をもらうと、目の前でそそり勃つ肉棒へと舌を伸ばしていく。
 普段は家族で団欒しているリビングで、年下の少年を主と崇めてSMプレイをしている。そのことをミカ姉の両親が知ったら、どんなに嘆くことだろう。
 その背徳感すらも、あのクリームで狂わされた今のミカ姉には被虐の肉悦を高めるスパイスでしかないのだろう。
 自分の唾液で濡れ光るチ×ポを咥えて、ゆっくりと呑み込みながら、いつしか腰が切なげに揺れはじめていた。

「くぅ、すっかり俺のツボを押さえるようになったな。喉奥まで使ったフェラがすげぇ気持ちいいぜぇ」
「うふぅ……うむぅン……」

 頭を優しく撫でられながら褒められると、少し嬉しそうに口腔奉仕に熱を入れて没入していく姿に 、胸が張り裂けそうだ。
 気丈だった彼女が今や完全に牝の顔にさせられ、嬉しそうに憎むべき相手の肉棒を咥えている現状を受け入れたくなかった。

「油断させるため、フリをしてるんだよねぇ……」

 そう思いたくても、聴こえてくる媚声には嫌悪の気配もない。
 南波も牝堕ちしていくミカ姉の姿に興奮しているのか、早々に耐えきれずに射精しだす。

「くそぉ、もうかよ、情けねぇ、出すぞッ、しっかり受け止めろ」
「――ンンッ、うンン」

 南波に頭を抱え込まれて、プルプルと腰を震わせ て精液が口腔へと解き放たれる。
 それを涙目になりながらも懸命に受け止めていった。

「ふーッ、まだだ、まだ飲むなよ。ありがたく味わえよ」

 指示に従い口の中でアイツの精液を咀嚼して、最後にゴクリと呑み込んでみせる。
 口を開いてみせる彼女の顔に、南波が手にしたカメラ向けると口端に白濁の液をつけたままニッコリと笑って見せる。

「えッ、あのカメラは……」

 南波が手にしているのは、カメラマンをしているミカ姉の両親が使っているプロ用のカメラだった。隠しカメラを設置させた時に、両親の仕事部屋で見つけていたのだろう。
 それで牝奴隷と化した娘を記録するのだから、劣悪な趣味としか言いようがない。
 精液を飲み干して恍惚の表情を浮かべるミカ姉にシャッターが連続で切られていった。

「あぁン、早くぅ……おトイレに……ぐぅぅ、トイレに……行かせてぇ」
「おいおい、チ×ポを嵌めて欲しかったんじゃねぇのかよ」
「うぐぅ……だって……あぁ、お願い、お願いだから、トイレに行かせてぇ」
「なら、こう言ってオネダリしてみろよ」

 耳元でなにやら囁くと、改めて彼女にカメラを向けた 。

「うぅぅ……牝豚奴隷の未可子は……これから、ご主人様に……ク、クソを出させていただくお礼に……アナル処女……を捧げます。アナルでもイキ狂うような……い、淫乱に開発して下さい」

 苦痛によって顔面蒼白で冷汗を流しながら、それでも無理やり笑顔で告げる。
 その姿をカメラで記録していた南波は、すでに限界を迎えた彼女を抱きかかえると、カメラ外へと消えていった。




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