強者の定義 狙われた教壇のヴィーナス

【7】 再開される恥辱な責め

「――くッ! は、離しなさいッ!!」

 天井から瑠華を吊るしていた鎖が降ろされると、常磐の指示を受けた黒ツナギの男たちの手が彼女に伸ばされ、その身をガッシリと押さえ込んでいく。
 将尊は鼻の治療の為に別室へと移動しており、男たちはこれ幸いと、瑠華の魅力的な裸体の感触を楽しみだした。特に、彼女の豊満な乳房には、男たちの手が殺到し、荒々しく揉み立てられていく。

「い、いやッ、やめなさいッ!!」

 男たちに囲まれながらも必死に抗おうとする瑠華であったが、床に四つん這いに押さえつけられ、四肢にそれぞれ男が一人づつガッシリ押さえ込まれては、どうすることも出来なかった。
 そうして男たちに弄ばれながら、瑠華のバストから乳首搾乳枷が外され、抗う彼女の両腕が背後に捻り上げられて無理やり交互に組まされると、その手首から肘までを覆うように幅広の手枷が巻きつかれていく。

「あ、貴方たちは、縛った女じゃないと相手できない弱虫なの!!」

 抵抗も虚しくギチギチとベルトが締め上げられ、両腕の自由が再び奪われていく悔しさに、瑠華は男たちを挑発する言葉を発するのだが、彼らは一様にニヤニヤとやらしい笑みを浮かべるだけで作業の手を止める事はなかった。

「無駄ですよ、彼らには仲間たちが貴女に簡単に打ち倒された映像を見させているので、十分、貴女の強さを理解してますよ」

 それまで淡々と男たちの作業を見届けていた常磐が、瑠華の前にしゃがみこむと、彼女の顎を持ち上げ、その目を覗き込みながら説明する。
 その間にも、男たちの手によって両腕を後ろ手に拘束した手枷に繋がるハーネスベルトが二の腕に巻き付けられ、首の左右を通り抜け全面に回されると、ギチギチと豊満な乳房を根元から搾り出すほどキツく上半身に巻きつけられていき、腕がピクリとも動かない様にガッチリと戒められた。
 それを終えると今度は腰から穴空きパンツがスルスルとスラリとした脚の間から脱がされ、男たちは彼女の長い両脚をそれぞれ折り畳み、固定する様に太ももと脛をに幅広の拘束ベルトが巻きつけられていった。

「あッ、いやッ……」

 恥ずかしさに身を小さく縮めようとする瑠華の身体を、男たちは強引に仰向けに変えると、折り曲げた脚の膝が乳房の両脇にくるぐらいまで身体を小さく折り曲げさせ、拘束ベルトを次々と巻きつけて、窮屈なM字開脚の状態で固定してしまった。

「くぅ……こ、こんな……」

 そうして肉達磨のように身を小さく折り畳まれ、再び自由に動かせるのは首から上だけにさせられた上に、股間を大きく男たちに晒すポーズを取らされる屈辱に、瑠華は顔を真っ赤に染め、グッと下唇を噛み締めながら、涙目に男たちを睨みつける。
 
「うん、今度は、肉玩具らしい姿になりましたね。よくお似合いですよ」
「――ッ……ちっとも嬉しくないわね……あぐッ!!」

 常磐の右手の指が2本、秘肉へと挿し入れられ、掻き回されると、グチャグチャと淫らな水音が響き始めた。

「大股開いて澄ました顔をしても間抜けなだけですよ。上の口に比べて、こちらは随分と素直になってるようですけどね」
「くぅン……や、やめ……あぁぁ……な……さい……うン……」

 常磐の指が膣内で蠢くたびに、瑠華はゾクゾクと背筋を駆け抜ける激しい刺激に襲われた。
 まるで瑠華の快楽のツボを調べるかのように、常磐はジッと彼女を見下ろし、膣内を指で弄りながら彼女の細かな反応を観察していく。
 そして、彼女の僅かな反応の変化から弱い箇所を探り当てると、そこを執拗に指で責め立て始めた。

「あッ! ……い、いやッ、そこはダメ!!」
「おやおや、どうしましたか? まさか、こんなに大勢に見られている中で、毅然とした貴女がイってしまう訳はないですよね?」

 常磐の言葉に、彼女を取り囲むようにして見下ろしている男たちが、一様に下卑た笑みを浮かべる。
 その様子に、瑠華はキッと睨みつけると、声を出すまいと口を噤んだ。

「ぐぅッ……ふッ、ふーッ……ンぐッ……」

 歯を食いしばり必死に耐える瑠華であったが、涙目で常磐を睨みつける顔は激しく紅潮し、肉達磨のように戒められた身体は、駆け巡る快楽にプルプルと震えてしまう。

「ほら、こうやって好きでもない男の手に感じて反応してしまう貴女は、所詮は只の牝なのですよ」

 眼鏡のレンズの向こうで、まるで虫けらでもみるかの様な冷たい目で瑠華を見下すと、常磐は余っていた左手で、彼女の茂みを掻き分け、プックリと充血して皮から頭を出していたクリトリス見つけ出した。
 そして、右手を動かすたびに膣内から吐き出される淫液で左手の指先も濡らすと、皮から剥き上げたクリトリスの根元を指でシゴき立てる。

「――あがッ!! ひゃ、ひゃめ……ひぎぃぃぃッ!!」

 それだけで、瑠華の拘束された腰が激しく跳ね上がったかと思うと、クリトリスの根元をこすり上げる指の動きに合わせてガクガクと腰が大きく打ち振られる。

「ふむ、仕入れた情報通り、ここが弱い様だね」
「だ、だめ……んッ、ぎぃぃぃッ!!」

 脳内を焼き切らんばかりに激しい刺激に襲われた瑠華の目は見開かれ、目端から溢れ出した涙が頬が濡らす。パクパクと無様に開けられた口からは、涎を垂らしながら悲鳴のような淫泣きが放たれて、常磐の指の動きは激しさが増すにつれ、その声はドンドンと高まっていった。

「あぁぁぁッ、いやッ! いやッ!! いやーーーーッ!!」

 絶頂が目前に迫り、駄々っ子のように泣きじゃくると、左右に首を激しく振りたくる。
 だが、そんな昇り詰める寸前の状態で、突然、常磐の指の動きが止まり、無情にも秘部より引き抜かれた。

「――あぁぁッ!? な、なん……で……ぐッ……」

 もどかしそうに腰を揺する自分を冷たい目で見下ろす常磐の視線に、瑠華はハッとして思わず出掛かった言葉を慌てて飲み込んだ。
 だが、十分すぎるほど火照った身体は、目の前まで迫っていた絶頂を取り上げられ、激しく疼きを訴え続ける。瑠華は歯を食いしばり、強靭な意思で必死に押さえ込み耐えようとした。

「ぐッぐぐぐッ……」
「おや、随分と辛そうですね。なんでも言う事を聞く卑しい牝奴隷にして下さいと将尊さまにお願いしてくれれば、すぐにでも楽にしてあげれますけど?」
「だ、だれが……そんな……事を……くぅッ……言うもんですか……」

 ギリギリと食いしばった歯を擦り合せ、瞳に強い光を宿しギッと睨みつけるのだが、その目はどこか発情したように熱く潤み、息は切なげに乱れてしまうのを止める事ができなかった。

「まぁ、下ごしらえとしては、これぐらいで十分でしょう」

 そんな瑠華の姿の満足すると、常磐はゆっくりと立ち上がり、脇に控えていた黒スーツの男が差し出したタオルで彼女の淫液で濡れた指先を拭う。

「今のシーンもちゃんと撮って記録してますよね?」
「はい、部屋中に設置した全てのカメラで引き続き録画中です」
「結構、では、手筈通り準備をよろしく」

 そう言って指示を出し終えた途端、常磐は瑠華に興味を無くしたように壁際まで移動して寄り掛かると、懐から出したスマートフォンを弄り、なにやら作業をしだした。
 そんな様子に慣れている様子で黒スーツの男は、他の黒ツナギの男たちに対して細かく指示を出し始めるのだった。



 中央に、ガッシリとした赤革張りのリクライニングシートが設置されると、男たちは四肢を折り畳まれ肉達磨のように拘束された瑠華を、掛け声を掛けると掴み上げ、一気に載せ上げる。
 お尻の部分が凹型に抉れている部分に載るように位置を合わせて下ろされると、シートに備えられた拘束用のゴムベルトで乳房の上下、腰、開脚した足首、肘の下へと、それぞれギチギチと力いっぱいに締め上げられ、正面の壁鏡に映し出されれた秘部を晒す自分の拘束姿を嫌でも目にするように固定されてしまった。

「くッ……ど、どうしようというの……」

 それまで強気であった瑠華だが、流石に、これから何をされるのか不安を感じていた。
 だが、男たちはそんな瑠華の言葉には応えず、ニヤニヤと下卑た笑みを浮かべあいながら、いそいそといろんな道具を彼女の正面に用意したワゴンへと並べていく。
 そうしていると、突然、入口の扉が荒々しく開け放たれ、2人の黒ツナギの男を従えた将尊が入ってきた。
 好色そうな笑みを浮かべている将尊の鼻には治療によってガーゼが貼られ固定されている。

「常磐ッ、準備は出来たか?」
「はい、ちょうど良いタイミングです、将尊さま」

 出迎えた常磐が恭しく頭を垂れると、将尊は胸を反らせてリクライニングシートに拘束された瑠華の方へと意気揚々と歩いていく。

「いい姿じゃないか、瑠華ッ」
「貴方も鼻に大げさにガーゼを付けて、いいザマね」
「――くッ! こ、この……すぐにその生意気なツラを、グシャグシャにしてやるからなッ」

 先ほどまでの不安を打ち消し、睨みつけ嘲笑う瑠華に、将尊はギリギリと歯軋りをし表情を引き攣らせる。
 そんな2人を尻目に、常磐は周囲に男たちにテキパキと指示を出すと、彼らは作業を終えた順に特別調教室を出て行った。

「それでは、将尊さま。何かありましたら、お声を掛けてください」

 最後に常磐が入口で深々と頭を下げると、ゆっくりと扉が閉じられた。
 そうして、再び、特別調教室は将尊と瑠華の2人だけとなった。

「あら、一人きりで大丈夫なの? また無様な姿を……」
「黙れッ! 黙れッ! 黙れッ!! もういい、暫くオマエは黙ってろ!!」

 額に血管を浮かべ、紅潮して瑠華の言葉を遮ると、将尊はワゴンから、穴なしボールギャクを手に取ると、無理やり彼女の口に押し込んだ」

「――うごッ!……ぐッ……」

 赤いゴムボールの両脇から伸びたベルトを後頭部でギュッと締め付けられ、再び言葉を喋る自由を奪われるのを、瑠華は黙ってギッと将尊を睨み上げた。
 その視線に思わず怯み、後ずさってしまう将尊であったが、拘束された今の彼女に出来るのはそれぐらいだと気付き、口元に馬鹿にしたような笑みを浮かべる。

「ウ、ウヒヒッ、ど、どんなに強くたって、大股広げてオマ×コ晒した格好で縛られてりゃ、俺にこれから好き勝手されるのを、瑠華はどうする事も出来ないわけだ」

 手の甲で冷や汗を拭いとると、ガチャガチャとワゴンの道具を漁り始めた。
 いくつも並べられた道具の中からスプレー缶を手に取ると、そのノズルを指先で押し、プシューと白い泡を掌に吹き出させる。

「――ッ!?」
「あぁ、ただのシェービングクリームだよ」

 ニヤニヤと口元を綻ばせながら、将尊はその白い泡を瑠華の股間の柔毛へと塗りたくり始めた。

「――うッ」

 ひんやりとした泡と、それを塗りたくる将尊の太い指の感触に瑠華は小さく呻くが、将尊は気にせずに丹念に塗りつけていく。
 そして、それを終えると、今度はT字型カミソリを手に取り、ゆっくりと泡を塗りつけた股間部へと近づけていった。

「さーて、ちったぁ、自分の立場をわきまえられる様に、瑠華をツルツルマ×コにしてやろうな」
「……ッ!?」
「おっと、動くとキレちまうからな、ジッとしてろよ」

 これからされる事を知り、拘束された身体を揺すって抗おうとする瑠華であったが、カミソリの刃が近づけられ、そう言われては動く訳にもいかなくなった。

「うッ……くぅ……」

 そうして、将尊の手でT字型カミソリの冷たい刃が柔肌に当てられると、身体を強ばらせて、されるがままに、ただその作業を見下ろすしか今の瑠華には出来ることはなかった。





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