強者の定義 狙われた教壇のヴィーナス

【8】 肉悦と苦痛に苛まれる心

……ジョリッ……ジョリッ……ジョリッ……

「うむッ……くぅ……」

 将尊が真剣な表情でカミソリを動かすたびに、その刃先によって毛を剃り上げる音が鳴り響き、彼女の柔毛が股間を覆っていた白い泡ごとドンドンと剃り落とされていく。
 それに対して瑠華は、リクライニングシートの上で肉達磨のように拘束させられた身体を強ばらせて、眉間に皺を寄せながらジッと耐えるしかなかった。

「あぁぁぁ……」

 そうして泡をあらかた剃り終えると、将尊は蒸しタオルで丹念に残った泡を拭い取っていく。

「……ふーッ、ウヒヒッ、ツルツルマ×コの出来上がりだぜッ」

 露になったツルツルの肉丘の感触を指腹で楽しみながら将尊は上機嫌な声を上げると、その出来栄えを瑠華に見せる為に、彼女の前から退き正面の鏡で自らの姿が見えるようにした。

「――ぐッ!! うぅぅぅッ……」

 鏡に映った自らの股間部から柔毛の茂みが綺麗に剃り落とされ、まるで赤ん坊のようにツルツルの肉丘にされた自分の姿に瑠華は目を見開くと、目尻に涙を浮かべながら悔しげに呻いた。

「グフフッ、勃起したクリトリスもよく見えるし、いいザマだよなぁ」
「――うぐッ!! うぐーッ!!」

 将尊の指が移動し剥き出しになった瑠華のクリ×リスを嬲り始めると、瑠華はリクライニングシートに括りつけているゴムベルトを振りほどかんばかりに激しく身体を揺すり、唸り声を上げながら将尊を睨みつける。
 だが、収縮性のあるゴムベルトはギュッギュッとしなる音を立てはするが緩む気配はなく、拘束ベルトで上向きに絞り出された豊乳が激しく弾み、将尊の目を喜ばせるだけだった。

「ウヒヒッ、そんなにオッパイを揺すって催促しなくても、すぐに可愛がってやるよ」
「うぐーッ!!」

 勝手な事を口走る将尊に、瑠華の柳眉は吊り上がり、否定の言葉を発するが、噛まされたボールギャクのせいで、只の唸り声にしかならない。
 そんな瑠華に、将尊は勝ち誇ったように鼻で笑うと、すっかり充血して勃起したクリトリスを皮から完全に剥き出し、おもむろにその根元にシリコン製の刺のついたリングをギュッと押し込み嵌めてしまう。

「――ひぐーッ!!」
「ウヒヒッ、ここが弱いんだってなぁ、重点的にじっくり可愛がってヤルからなッ」

 締め付けるシリコンリングによる刺激に、小さく拘束された身体を小刻みに震わせ、ヒィヒィ喘ぎ始めた瑠華に対し、将尊は残忍な笑みを浮かべる。
 そして、ワゴンから小さな瓶を手に取ると、指先で中身のサラサラした薄紫色のクリームを掬い取り、その剥き出しになったクリトリスへと塗りつけ始めた。

「ひッ、ひぃッ!!」
「グフッ、さっきまでの威勢はどうしたよッ」

 敏感なクリトリスに塗り込む様に、何度も何度もクリームを塗りつける。そうするとサラサラだった成分が火照った肌の熱で溶け、独特な粘り気を放ちながら皮膚へとじんわりと浸透していく。
 そのクリームには麻薬成分であるメタンフェタミンを含有されており、塗りつけられた女性は異様な疼きに襲われ、膣内の粘膜に塗られると狂ったように何時間でも腰を振り続けてしまう強力な媚薬クリームだった。
 ただし、その効果があまりにも強すぎる為、希に人格崩壊を起こす恐れすらあり、普段は多様を禁じているような代物だった。
 将尊は、そのクリームを惜しげもなく、瑠華の両乳首、そして、秘部の粘膜へと次々と塗りつけていく。

「あッ……あ、あぁぁ……」

 それに対して、抗いたい瑠華であったが、大きく股を開いたM字開脚姿勢で拘束されていては、将尊の指から逃れる術はなかった。
 得体の知れないクリームを塗りつけられる不安と、毛嫌いする男に秘部を指でまさぐられる恥辱に顔を歪めひたすら耐える。

「――おぐぅッ!?」

 だが、クリームを塗りつけられた箇所が、早くも火照り激しく疼き始めると、瑠華は顔を赤らめ狼狽しだした。

「あれぇ、どうした? 身体が揺すって催促かい?」

 将尊の言葉に、知らず知らずのうちに身体が蠢いていた事に気が付き愕然とする。だが、その動きを止めようとも、身体を襲う疼きは激しく、我慢できるものではなかった。
 それどころか、両腕が自由ならば人目を気にせず、自らの手で慰めてしまいそうな状況まで追い込まれているのだが、拘束具でガッチリと後ろ手に戒められた現状では、幸か不幸かそれは実現不可能だった。

「ぐ、うぅぅぅ……」
「苦しそうだねぇ、もし手助け出来る事があったら、遠慮なく言ってくれよな、ウヒヒヒッ」

 将尊の言葉に、なんとか首を左右に振って拒絶の態度を示すと、口に噛まされたボールギャグを噛み締め、必死の耐える瑠華であったが、タラタラと冷や汗が身体を伝い滴り落ち、口からは獣の唸り声のような声が知らぬ間に漏れ出ている。
 そんな彼女の様子に、将尊はニンマリと笑みを浮かべると、ワゴンから新たにガラス製の浣腸器を手に取った。
 そうして、ボールに用意されていた乳白色のグリセリン溶液を、そのガラス製の浣腸器で吸い上げていく。

「むぐッ!?」
「おやぁ、瑠華はこれが何か知っているのかい? ウヒヒッ、じゃぁ、説明は不要だね。今から瑠華のアナルに注ぎ入れてあげるから、好きな時にひり出していいからね」
「あぁぁぁ……」

 将尊の言葉に、強ばった瑠華の顔から次第に血の気が引いていく。

「まずは200ccでいこうか、すぐに瑠華もこの感覚に病みつきにしてやるよ」

 瑠華の淡いセピア色のアナルが指先に付けたローションで揉みほぐされると、浣腸器のノズルがゆっくりと近づいていく。

「うぅぅ……うぐーーーッ!!」

 その将尊の動きに対して、瑠華は突然、大きな唸り声を上げたかと思うと、身体を激しく揺すり始めた。
 だが、拘束された身であり、更にゴムベルトでリクライニングシートに括りつけられていては、やはりゴムベルトを僅かに揺する事しか出来なかった。
 そうしている間にも、浣腸器のノズルは、無情にも瑠華のアナルへと差し込まれてしまった。

「――おごッ!!」

 肛門に異物が入り込む感触に、瑠華が顎を上げて仰け反った。

「ウヒヒッ、どうだいケツに浣腸器を差し入れられた気分は? 悔しいかい?」

 将尊はノズルの先端で、可憐なアナルをまさぐり、陰湿に瑠華の恥辱を煽り続けるのだが、それに満足すると、今度はゆっくりとピストンを押し始めた。

「おぅッ! おぉぉンッ!!」

ピュッピュッとグリセリン溶液が腸内に注ぎ込まれはじめ、ひんやりとした感触が身体を駆け抜ける。

「ひィッ、おぉぅ……おおぉぉン……」

 瑠華がその感触に身悶えする様を楽しみながら、将尊は浣腸器内に残っている薬液を一気に押し出すのだった。



「うむッ、ぐうぅぅぅぅ……」

 膨れ上がる便意に、拘束された瑠華は白い柔肌に生汗を浮かべていた。
 腹部からはギュルギュルと激しい腸鳴りがなっては、キューっと締め付けられるような痛みが下腹部を襲う、そんなサイクルが何度も何度も訪れていた。

「へぇ、意外にがんばるじゃん」

 そんな言葉を投げかけてくる将尊に、激しい便意にガクガクと身体を震わせ、目尻に涙を浮かべながらもキッと睨みつける。

(この男を喜ばせるぐらいなら死んだほうがマシよ。それに、この男が私の願いを叶えるとは、到底思えないわ……)

 どんなに辛くても目の前のこの男の前で醜態を晒すのは、我慢がならなかった。それが、どんなに無駄な努力だろうと、素直に排泄する気になどならなかったし、哀願して許しをこう気もなかった。

「へぇ、泣き言も言わず耐えるつもりか……じゃぁ、手伝ってあげるよ」

 そんな瑠華の態度に、将尊は小馬鹿にしたように笑うと、ワゴンから涙滴型のアナルストッパを手に取り、瑠華のアナルに押し当てて一気に押し込んだ。

「ほごおぉぉぉッ!!」

 その感触に、瑠華は目を見開き、口枷の合間から、無様な呻き声を上げた。

「ウヒヒッ、しっかり咥え込まねぇと、すぐに決壊しちまうぞッ」

 激しい便意にプルプルと震える尻肉をペチペチ叩くと、将尊は瑠華の口枷を解いた。

「プハッ……うぐぐぐぐッ……よ、よくも……」
「ウヒヒッ、辛そうだね。瑠華ぁ。俺様にお願いすれば、楽にしてやってもイイんだよ」

 耳元でソっと囁く将尊の言葉に、瑠華は歯を食いしばりながら、首を左右に振って、再び拒絶の意思を示す。

「チッ、相変わらず頑固だなぁ……その頭と身体を、少しがほぐしてやろうか――常磐ッ!!」

 将尊の掛け声と共に入口の扉が開かれ、常磐がゆっくりと特別調教室へと入ってくる。
 その手には鎖が握られており、グイっと力強く引くと、それに引っ張られるようにして1人の少女が室内へと入ってきた。

「――えッ!? こ、琴里ちゃんッ!!」

 常磐に連れてこられた少女は、瑠華への人質として捕まっていた紅樹 琴里だった。


―― まだ少女と呼ぶ方が相応しい、あどけなさが残る身体には捕まった時と同様のレモンイエローの下着が身に付けられており…… ――

―― 華奢な首には、瑠華と同様な黒革の首輪がガッチリと嵌められ、そこから伸びた鎖が常磐の手に握られ引き連れられている…… ――

―― 両足首には短い鎖で繋がれた黒革の足枷が嵌められており、後ろ手に回された両腕を拘束する手枷と首輪、そして足枷が背後で一つの鎖で繋げられて、歩くたびにジャラジャラと金属の擦れる音を立てた…… ――

―― 彼女のクリクリっとした黒目がちな目にはアイマスクが被せられ、小さな口にはリングギャグが噛まされ、無理やり開かされた口端から、ダラダラと唾液が滴り落ちている…… ――

―― そんな彼女の健康的な肌は、今は熱病にかかったように朱に染まり、汗の珠を浮きだたせては、歩くたびに肌を伝い滴り落ち、ハァハァと荒い息遣いで胸元を大きく上下させていた…… ――


「琴里ちゃん! 琴里ちゃん!!」

 瑠華が悲痛の声をあげて必死に呼び掛けるのだが、少女にその声が届いている様子はなかった。

「紅樹さんには、耳栓をしてもらっているので、貴女の声は聞こえませんよ」

 そう琴里の状態を常磐が解説するのであったが、瑠華は彼をキッと睨みつけた。

「貴方……彼女を解放すると約束したわよねッ」
「それは、貴女の態度次第……と伝えたと思いましたが? 今は、とても従順であると評価し難いですよね」
「くッ……それは詭弁だわッ!!」

 澄ました顔で答える常磐に、瑠華が噛み付くのだが、それで事態が好転する訳でもなかった。

「それに、こうもいいましたよね……自分の状況を理解しろ……とね」
「……どうしろと言うの?」
「はーッ……貴女は仮にも教師なのですから、少しは自分で考えましょうよ」
「ぐッ……」

 呆れたようにため息をつく常磐に、瑠華は柳眉を逆立てるのだが、グッと下唇を噛み締め必死に屈辱に耐えた。

「まぁ、答えはわかっているでしょから、キッカケを作ってあげましょうか」
「な、なにを……」

 常磐は琴里を瑠華の正面まで連れて来ると、その場で跪かせる。

「……ま、まさか!?」
「正解です!!」

 常磐は、おもむろに琴里の後頭部を掴むと、その口先を瑠華の秘部へと押し付けた。

「――ぐむッ!?」
「あぅ、あぁぁぁ……」

 突然、口元にビッチョリと淫液にまみれる秘肉へと押し付けられ、戸惑う琴里。
 必死に顔を背けようとするのだが、背後から常磐に押さえ込まれ、逆に奉仕を促すようにグイグイと押し付けられる
 それに対して琴里は観念したように身体の力を抜くと、リングギャグの合間からおずおずと舌先を伸ばし、瑠華の秘部へと舌を這わせて音を立てて舐め始めた。

――ピチャ、ピチャ、ピチャッ……

「なッ! はぅッ、や、やめ……くぅ、琴里ちゃん、や、やめて……」

 媚薬クリームよって狂おしぐらいの疼きに苛まれていた瑠華は、琴里の舌先で切望していた刺激を与えられ、拘束された身を仰け反らせ身悶える。
 そして、琴里の舌先の動きが次第に熱を帯びてより大胆になっていくと、それはより激しくなっていった。

「あぁぁ、だ、だめッ……そ、そんな事をされたら……も、漏れちゃうぅぅッ!!」

 媚薬クリームと琴里の舌奉仕によって与えたられる肉悦と腸内を駆け巡る激しい便意の狭間で、瑠華は錯乱したかのように頭を左右に打ち振り、無様に涙と涎をまき散らしながら、淫らな牝声を上げるのだった。





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