獄姦学園 生贄の新任女教師'

【4】隷属を強いられる日々

 解放された翌日、結衣は肉体的疲労と精神的なショックのために寝込んでしまい、学園を休んでしまった。
 どうにか翌日には出勤したものの、彼女の心も身体も重く、悲惨な状態だった。

「草薙先生、体調の方はもう大丈夫なんですか?」
「え、えぇ……すみません、新人なのに休んでしまって……」

 心配する同僚たちになんとか笑顔を浮かべながら対応するが、その美貌には翳りがあった。儚げな雰囲気にいいようのないい色気を漂わせているのだが、当人は気づいてはいない。
 鮫島たちグループによる凶行に対して断固戦うと一度は誓った結衣であったが、解放された時には心身が限界を迎えており、とてもその足で警察へと向かう気力がわけなかった。
 肉体に刻まれた凌辱の痕を目にして泣き暮れた今も、警察へと向かうことを躊躇してしまっていた。
 それは解放する時に、鮫島が用意していたあるモノを彼女に見せていたからだ。

「――これは……なッ、なにをしているのッ」

 鮫島に差し出された端末に映し出されたのは負傷して倒れ込んでいる愛する弟の姿だった。
 その周囲にはひと目でヤクザ者とわかるガラの悪い連中が立っおり、連中によって暴行を受けたのは、その外傷からも明白だった。
 怒りのあまり拳に力を込める彼女の姿に、鮫島はせせら笑う。

「絶対服従を誓っておいてコレだよ。やはり結衣先生のような気の強い女は放っておくと牙を剥きかねないからなぁ、悪いがちょっと弟くんにも協力を願ったってわけだ」

 周囲には秘密にしていた弟の存在も、鮫島たちは把握していたのだ。彼が思いつきで行動をしていないどころか、用意周到な男であるのがわかる。
 狡猾で用心深い悪党だけに、結衣のみせた従順な態度も偽りだと理解していたのだ。
 いざとなれば自らもダメージを受けるのも覚悟して差し違えを狙いかねないと見抜き、暴行を受けた映像を公開すると脅しても効果が弱いと判断したのだ。
 そのような女には周囲にいる友人や肉親を人質にするのが効果的なのも経験済みで、結衣が奴隷宣言に背き、少しでも反抗の意志を示せばそれらに危害を加えると脅しているのだ。

「……それで、今さぁ、反抗しようとしたよなぁ? まぁ、初回だからなぁ、今回は右足だけで勘弁しておこうか」
「や、やめてぇぇッ」

 静止の叫びも空しく、画面の向こうでは振り下ろされた鉄パイプによって弟の脚が嫌な音をたてた。
 絶叫を上げて折れていた脚を抱える弟が激痛に転げまわる。その光景を最後にして映像はプツリと消えていた。

「全治三か月ってところかぁ? なぁに、うちの組の息のかかった病院で個室を提供して、手厚い看護もしてやるよ。これで、わかったろう? 大事な弟くんに、これ以上は怪我をさせたくはないよなぁ?」

 大事な弟を人質に取られたことを理解させられた結衣は、真っ黒になった画面を見つめたまま蒼白となっていた。そんな彼女に鮫島がニタリと笑うと釘をさしてくる。
 仮に警察へと彼女が弟の保護を頼んだとして、どこまで対処してもらえるだろうか。一時的にしてもらえたとしても、半永久的には無理だろう。
 彼女が弟を連れて逃亡した場合も同様だ。ヤクザは執念深い、どこまで逃げても執拗に追ってくるだろう。
 それらを結衣に十分過ぎるほど理解させると、狡猾な鮫島は彼女に見えない首輪をつけてに反抗できないようにしてみせたのだ。
 その上で、最初の命令として教師としてこれからも学園に来ることを確約させた。
 だから、今の彼女には学園を辞めることもできず、普段通りに教師として来る以外に選択の余地がないのであった。

「よぉ、結衣先生……ちょっと、いいかい?」

 出勤してきた結衣に、待ち伏せていた鮫島が声を掛けていきた。
 表情を強張らせる彼女の腕を掴み、教員用のトイレへと押し込んでくる。

「なぁ、言ったよなぁ、普段通りに学園に来いってよぉ、さっそくズル休みかよ」
「ご、ごめんなさい。体調が悪くって……」

 以前の結衣であれば毅然とした態度で鮫島と対峙できていただろう。
 だが、凌辱を受けて弟を人質にとられた彼女からは覇気を感じられない。
 個室の便座に座った鮫島の前に、うなだれて正座させられる。

(あぁ、悔しい……)

 悪に屈してはダメだと理性では訴えるのだが、彼の秘めた暴力性を思い知らされた凌辱の記憶が、彼女から反抗する気力を奪いとってしまう。
 別人のようにビクビクと恐怖で肩を震わせてしまっている彼女の姿を鮫島は愉快そうに見下ろしていた。

「チッ、まぁ、俺らもヤリ過ぎたからなぁ、初日ぐらいは勘弁してやろうか」
「あ、ありがとうございます」
「なら、牝奴隷としてのご奉仕をしてもらおうか」

 カチャカチャとベルトを緩め、鮫島はすでに硬く勃起している剛柱をさらけ出す。
 淫液焼けしたドス黒い肉棒を前にして、凌辱されて悶え泣き叫んだ記憶がフラッシュバックとして結衣の脳裏に浮かび上がる。

「なにボーッっとしてやがる。遅くなって怪しまれて困るのはアンタの方だからな」
「は、はい……ご奉仕……させていただきます」

 今や絶対君主となった不良少年ににじり寄ると、目の前でそそり勃つ肉茎へと指を絡めていった。

(あぁ、すごい熱い……そして、硬い……)

 かつての恋人とは比べ物にならないほど立派なものに改めて圧倒されてしまう。おずおずといった様子で舌を突き出すと、その表面へと触れていった。
 自分の唾液を塗り込むように肉茎に舌腹を押し付ける。そうして、満遍なく愛撫をしていきながら、今度は亀頭のエラを張った裏側を舌先で刺激していく。
 それらは班目らによって執拗に教え込まれた口腔奉仕の作法で、今では自然と実施できるようになっていた。
 調教を受けた二日間でメンバー全員のツボも覚えこまされていた。当然、鮫島のツボも含まれており、そこを重点的に刺激しながら奉仕を続けていくのだった。

「おぉ、教師なだけあって覚えが早いなぁ」
「ん、んふ……ありがとうございます……んんッ」

 褒められたことに一瞬だか喜びを感じてしまっていた。そんな自分の反応に結衣は美貌を歪めてしまう。鮫島らのいう牝奴隷に自分が染められているようで恐れを感じだのだ。
 だが、今は授業の時間も迫っており、教員用のトイレとはいえ人の出入りも皆無ではない。
 少しでも早く鮫島を満足させようと、自然とフェラチオ奉仕に熱を入れるのだが、運が悪く男性教師の誰かが入ってくる気配を感じる。

「奉仕を止めるなッ」
「――んんッ」

 気付かれるのではないかと気になり奉仕の手を止めてしまった。それに苛立った鮫島が結衣の頭を押し込み、根元まで強引に咥えさせたのだ。
 おもわず喉奥まで押し込まれ、呻き声を漏らしてしまう。それを聞きつけた男性教師が「ん? なにか聞こえたか?」と不審がる様子が聴こえてくる。

――不良少年と一緒にトイレの個室に籠り、その股間に顔を埋めて口腔奉仕をしている……

 そんな姿を見られたらと思うと気が気ではなかった結衣だが、奉仕を止めることは許されていない。
 ならば、なにもかも忘れて目の前の怒張を果てさせることに集中するしかなかった。

「誰かいるのか?」

 ドアをノックする音が聞こえる。発覚する恐怖で結衣は肉棒を咥えながら目尻に涙を浮かべしまった。
 そんな姿をいつの間にか手にしていた鮫島の端末が撮影していた。

「いいぜぇ、あの結衣先生が怯えながら俺のチ×ポを咥えてるんだからなぁ」

 カメラで撮られてと気づいて手で目元を隠そうとする結衣だが、頬を窄めて必死にフェラチオ奉仕をする姿までは隠しようがない。
 そんな必死な結衣の姿に昂ぶった鮫島は、彼女の頭を掴んでイラマチオを開始する。
 扉の向こうでは苛立った気配が伝わってくるが、ちょうど授業の開始をしらせる鐘が鳴り響いたことで、男性教師は渋々とトイレから立ち去っていった。
 邪魔者がいなくなったことで物音に躊躇しなくなった鮫島は、結衣が呻こうと構わず口腔を犯し抜いて、ついには口の中へと白濁の精液を放つのだった。

「んッ、んん――ッ!?」

 ドクドクと口の中へと注ぎ込まれる大量の精液。その感触には決して慣れることはなかったが、吐き出せなどんな罰を受けさせられるかわからない。結衣は溢さぬように必死に受け止めた。

「まだだ、まだ飲むなよッ、そのまま飲まずに口の中に溜めてるんだ」

 大量の精液に諦めて呑み込もうとする結衣に鮫島が無情な命令を下してくる。
 それにコクリと頷く結衣なのだが、舌にドロリと絡みつく感触と鼻孔を抜ける独特な臭いについ渋面となってしまう。

「よーし、行こうか」

 精液を口に溜めていては問い返すこともできない。そんな彼女の腕を掴み、鮫島はスタスタと歩き出していた。
 その足が向かうのは結衣が次の時間に授業を受け持っている一年生の教室だと途中で気づく。
 教室の前には柴咲が待っていた。少年の手には結衣が授業のためにと用意していた教材一式が持たれており、それが結衣に手渡される。

「よし、教壇に立ったら飲み込んでいいぞ。ほら、生徒たちがお待ちかねだ」

 ガラリと扉が開けられて、背中を押されて有無を言わさずに教室の中へと押し込まれてしまう。
 そのクラスは比較的まともな生徒の多いクラスで、待ちかねた美人教師の登場に期待の目を向けてくるのだ。
 そんな彼らを前にして教壇へと立った結衣は、人知れず喉をならして口腔にためていた鮫島の精液を飲み干すと、動揺する心のまま授業を開始するのだった。


 その後も隙間さえあれば結衣は鮫島たちに連れ出されて学園内での奴隷奉仕を強要された。

――空き部屋に連れ込まれて、フェラチオ奉仕をしながら自分の秘部や胸を揉んでの自慰行為を強要させられた……

――衣服の下に緊縛をされ、授業中に遠隔バイブレーターで何度も絶頂を迎えさせられた……

――授業中の廊下で服をすべて脱がされて首輪を嵌められると、獣のように繋がりながら四つん這いで校内を徘徊させられた……

――屋上で赤子のように抱え上げられて、肉棒で串刺しにされながら階下へと放尿をさせられた……

――青空の下、茂みの中で近くのグラウンドで体育の授業を受けている生徒たちの声を聞きながら浣腸を受けながらの駅弁セックスで犯され続けた……

 時も場所を選ばず鮫島らは結衣を連れ出すと、様々な場所で奴隷奉仕をさせて犯し、その全てをカメラで記録していった。
 そして、授業が終わると彼女を凌辱した例の部屋に呼び出されては、空が白じむまで犯し尽くし、牝奴隷となるべく調教していくのだった。
 当然、休日ともなれば場所は学園内に留まらない。

――後部座席にディルドゥを装着したバイクに結衣を跨らせて、交通量の多い道を走りながら何度も絶頂をさせてみせた……

――ボンデージ衣装に春コートを着込んだ結衣を電車に乗せると、浣腸を限界まで我慢させながら痴漢プレイで焦らして悶え泣かせた……

――夜の児童公園で遊具に縛り付けると、アナルストッパーで排泄できない状態のまま鞭打ちを加えて排泄させて欲しいと何度も哀願させた……

――静まり返った住宅地を全裸の結衣に首輪をはめ、露出散歩を強要させた挙句に街灯の下で放尿、排泄をさて恥辱に泣く崩れさせた……

――痴女のような派手な服装で夜の街を連れ歩き、アダルトグッズの店で買わせた淫具でアナルを調教を懇願させた……

――SMホテルに連れ込まれると、拘束椅子や三角木馬に乗せられて夜が白じむまで責められ続けた……

 昼夜を問わず結衣に行われる調教の数々、彼らがいないわずかな時間も秘部には媚薬ジェルをタップリと塗られて、膣内とアナルを満たすバイブレーター付きの貞操帯を装着させられた。
 授業中ですら二つ穴を責められて、必死に逝く姿を誤魔化すしかないのだった。
 四六時中セックス漬けの毎日をおくらされて、聡明な結衣の意識も薄れ、常にピンク色の霧がかかったように朦朧とさせられていた。
 嫌悪感を抱いていた変態行為にも徐々に抵抗感が失せており、以前は好まなかった露出度の高い服も着るようになり、犯される時には自ら拘束をねだるようにまでなっていたのだ。
 その頃には周囲も結衣の変化に気づき始めていた。その背後に鮫島らの気配を感じて口にしないだけで、彼女が連中の餌食になったことを察していた。
 鮫島の方も結衣の奴隷化が順調に進んでいることに満足していたのだが、同時に彼女から抵抗の気配が完全に消えたことで物足りなさも感じ始めていた。

「そろそろ、この女にも飽きてきたのかもなぁ」

 従順に肉棒を咥え、犯されることに歓喜する結衣の姿を見下ろす鮫島の目は、いつしか冷たく醒めていた。


 その日、昼休みになると結衣は鮫島によってたまり場となっている例の部屋へと呼び出されていた。
 以前は黒髪を靡かせて颯爽と歩いていた彼女だが、今は夢遊病者のようにフラフラとした妖しい足取りである。
 ここ数日、不思議なことに鮫島たちに呼び出されることがバッタリと止んでいた。
 以前の彼女なら素直に悦ぶ事態なのだが、彼らによる激しい調教と快楽漬けにされた肉体は、平穏な日常に耐えられなくなっていた。
 催淫ジェルを塗られて貞操帯を装着された下半身は激しく疼き、なにもしないでも秘裂から溢れ出した愛液が太ももを激しく濡らしてしまっているほどだ。
 せめで自分で慰められれば少しは疼きを解消できたかもしれない。だが、貞操帯は南京錠で施錠されており、その鍵は鮫島が持っているために外すことができないのだ。
 悶々として夜も眠れず、わずか数日で激しい肉悦に心を焦がす状態に追い込まれているのだった。

「おう、来たか」

 結衣が訪れると、部屋にいたのは鮫島だけだった。
 だが、そんな些細なことはどうでも良かった。藁にもすがる気持ちで不良少年の元へと駆け寄っていた。

「おいおい、随分とガッついてやがるな。そんなに俺のチ×ポが恋しかったのかよ?」
「あぁぁ、はい、そうです。あぁ、どうかお願いですッ、お恵みを……結衣に鮫島さまのお恵みを下さいッ」

 足元に跪き、赦しを得る前にズボンのベルトに指をかけていた。
 その浅ましい姿に鮫島が冷たい目で結衣を見下ろしていたのだが、今の彼女にはそれに気づく余裕すらなかった。
 まるで麻薬を求める中毒患者のように鮫島の下半身にしがみついているのだった。

「そんなにチ×ポが欲しけりゃやるが、まずは奴隷らしい姿にしないとな」

 鮫島の言葉を受けて、結衣は迷う事なくその場で全裸になってみせる。
 衣類はすべて脱ぎ去り、身につけているのは光沢を放つ銀色の貞操帯と細首に食い込む赤革の首輪だけだ。
 それにしても、その肢体は鮫島たちの調教を受けてから随分を様変わりしていた。
 全体的に肉付きがよくなり、乳房にいたってはふた回りも大きくなっている。それでいて形は崩れることなく見事な釣鐘形を維持しているのは見事だろう。
 その頂きにあるピンク色の乳首にはキラリと冷たい光を放つリングピアスが貫き、彼女の身体の動きに合わせてプラプラと揺れてみせるのだ。
 今は貞操帯で見えないが陰核にも同様にリングピアスが貫き、陰毛は永久脱毛で除去されている。
 秘裂のラビアにもリングが並び、貞操帯の隙間から出た左右のリングを重ねて南京錠で施錠することで蓋してもいた。

「すっかり俺好みの牝豚になったよなぁ」
「あぁン、はい、鮫島さまたちに……肉体改造をしていただき……うふん、立派な牝奴隷になれました」

 ムンズと乳房を掴まれて指を埋められただけでマゾらしい甘い媚声を漏らし始める。
 切なげにすり合わされる太ももには、貞操帯から溢れ出した愛液が伝い、早くも床を濡らしていた。
 周囲には発情した牝の臭いを充満させて、被虐心を昂ぶらせているのだ。

「なら、マゾの悦びを今日もたっぷりと味あわせてやるよ」
「あぁぁぁ……お願いします……結衣を存分に虐め抜いて下さい……」

 鮫島の指示によって背後にまわした両手を重ね、そこに幅広の拘束ベルトが巻かれていく。
 さらに二の腕にも巻かれて、それぞれがハーネスで繋ぎ留められていった。
 そうやって両手の自由を奪うと菱形に組まれたハーネスが身体に巻きつけられた。
 乳房を絞り出し、ウエストを締め上げ、秘裂を押し広げていくと、ギリギリと食い込む拘束具の感触に結衣は目を激しく潤ませて、ハァハァと激しく息を乱して興奮していくのだった。

「そら、口を開けろ」

 唇を押し広げるようにして穴のあいた樹脂製の珠――ボールギャグが口に押し込まれる。
 さらにアイマスクで視界まで塞ぐと、最後に首輪にリードを繋ぎ留める。

「おら、場所を移動するぞ。しゃんと歩けよ」
「んふぅん?」

 視界の閉ざされた結衣を導くようにリードがひかれる。
 どこへ連れていかれようというのだろうか、不安げに呻く結衣だが、同時に被虐の肉悦を覚えこまされた彼女は、どんな苛烈な責めがまっているのか期待している自分もいるのだ。
 想像してたよりも長距離を歩かされた。とっくに部屋は出て階段を降りて一階まで到着している。それでも鮫島は歩みを止めようともしない。
 すでに昼休みを終わり、授業が始まっている時間だ。遠くのグラウンドで運動している声が聴こえてくる。
 授業中とはいえ、誰かに見られる可能性は捨てきれない。見つかれば結衣の教師人生は間違いなく終わりを告げるだろう。その破滅の気配すらも今の結衣にはゾクゾクする刺激となってしまうのだ。

「そら、こっちだぞ」

 教室で授業を行う同僚の声も聴こえてきた。あとはヒタヒタと裸足で歩く自分の足音が妙に大きく響く。
 ボールギャクの穴から唾液を滴らせながら、激しく鐘打つ心臓の鼓動とともにハァハァと呼吸も荒くなっていた。
 時々、誰かが息をのむような気配を感じた気もしたが、興奮し過ぎて正確に判断ができなくなっている。
 不意にガララっと教室への扉が開かれる音がしてグイッとリードが引かれた。
 途端に、ザワザワと大勢の人の気配が肌を打ってきた。

「おぉ、マジできたぞ」
「ホントに草薙先生じゃんかよ」
「あの草薙 結衣を牝奴隷にしたのかよぉ、スゲーエロいぜ」
「くそぉ、鮫島らの手に堕ちた噂は本当だったのかよ」
「乳首にピアスまでされて、おいおい、なんか失禁したみてぇに愛液を滴らせてるぜ」

 次々と投げつけられる言葉は教え子たちのものに違いなかった。
 鮫島の手でアイマスクを外されると、連れ込まれた教室には大勢の生徒たちが押し寄せていたのだ。
 鮫島に首輪のリードを引かれた結衣の姿に度肝を抜かれたものの、そのあまりの無残でエロティックな姿をよく見ようと先回りしてきたのだ。

「――んんッ!?」

 血走った目で見つめてくる大勢の生徒たちを前にして、身の破滅にガクガクと震える結衣だが、同時に彼らに犯されることを想像して激しく股間を濡らしていたのだった。
 ガクガクと足を震わせて今にも座り込みそうな結衣の身体へと、事前に待機していた班目らが用意させておいた天井から垂れ下がるロープを括りつけていく。
 背中に括り付けて立位で吊るすと、左右の太ももに巻きつけたロープは引いて壁のフックへと結わいつける。
 そうして拘束された結衣は教壇の上で人の字に拘束されていた。

「今日は立派な牝奴隷となったアンタの姿を大勢に見てもらおうと思ってな。ついでに開発していたアナルも犯してやるよ」

 手渡されたガラス製の浣腸器を握り、その切っ先を結衣の肛門に突き刺してみせる。

「うッ、うぅ……うふぅぅん」

 ガラスの擦れる音とともに腸内へと冷たい浣腸液が注ぎ込まれていく。
 その感触に眉根を寄せて、ハァ、ハァと苦しそうにする結衣の拘束姿にそれまで騒いでいた生徒らは静まりかえり、固唾を飲んで見つめていた。
 次々と追加される薬液に下腹部が膨れはじめ、激しくうねりだした。
 柔肌には次々と汗の珠が浮き出てきて、断続的に痙攣も起こり始める。

「そーら、そろそろ美人の結衣先生がクソを垂れ流すぞぉ」
「うぅッ、みひゃいへぇ……(あぁ、見ないでぇ……)」

 バケツを押し当てられると、ほどなくして観衆の前での排泄がはじまった。
 放屁に続き、濁色の奔流がほとばしる。バケツないで飛沫をあげる迫力に、生徒たちはよく見ようとさらに詰めかけていた。
 一通り放水が終わると、今度は固形物の排出だ。ポトリ、ポトリと落ちる塊とともに異臭が教室内に拡散する。

「うへぇ、流石に美人の結衣先生でも臭いものは臭いなぁ」

 文句をいいながら窓を開けて換気するものの、全員の顔には異様な興奮が見て取れる。
 その間に班目らは排泄物の入ったバケツを処分するとともに結衣のアナルを清めていた。
 排泄で爛れた肛門に潤滑油の代わりに催淫ジェルを塗り込む、次の用意を進めているのだ。
 生徒らを巻き込んだサンドイッチファックを試みようというのだ。

「順番はクジで決めるからな、一回三千円と破格だぞ」
「おい、複数回は買えるのかよ、買えるのなら持ち金だすぞ」
「くそぉ、金をおろしてこねぇとねぇよお。誰か貸してくれよ」
「アナルは? アナルのクジもあるならそっちも買いてぇよぉ」

 札を握りしめて殺到する生徒らに柴咲らが手慣れた様子で捌いていくと、吊られた結衣の前後に列ができていた。

「そんじゃぁ、アナルは俺らが先だからな。前は誰からだ?」
「お、俺だよ」

 ガッシリとした巨漢の男が結衣の前に立っていた。空手部のエースである猿渡で、彼女に返り討ちにあった人物だ。
 その時の負傷で首にはコルセットをまだ装着しいる状態で、憎々しいとばかりに結衣を睨みつけると自慢の怒張を披露する。
 血管の浮き出た肉茎は太く、亀頭も不気味に傘開いていた。鮫島らに劣らず使い込まれて黒ずんでいる肉棒はすでに滴るカウパー氏腺液でヌラヌラと濡れている。
 
「へへへッ、本当なら俺がこうして奴隷にしてやりたかったけどなぁ。それじゃぁ、どんなオ×ンコなのか味わってやるぜ」
「う、うふぅぅん」
「おぉ、スゲェ……くぅ、絡みついてきて、気を抜いたら絞りとられそうだぜ」

 結衣の膣圧にたじろぎながらも猿渡はなんとか耐えてみせる。それから、慎重に腰を振りだして結衣の肉体の素晴らしさにスゲェ、スゲェと感嘆してみせるのだった。
 その様子に後ろで順番を待つ者たちの期待は高まるばかりで、今か今かと待ちきれずに自ら肉棒を扱きだす者まで現れた。
 そんな様子に苦笑いを浮かべると、鮫島もアナルを犯す準備にはいった。

「ここ数日はお預けされてたから、チ×ポの味は格別だろう?」
「うふ、んんぅぅん」
 
 鮫島に潤んだ瞳を向けた結衣は猿渡に貫かれ、胸縄に挟まれた乳房へと指を埋められて歓喜の呻きをあげていた。
 人の字に拘束されたまま腰を淫らに振りはじめ、貪欲に肉悦をむさぼるのだった。
 それには犯しているはずの猿渡の方が早くの果てさせられてしまいそうだった。

「だらしねぇなぁ、援護してやるか……結衣も二本差しは初めてだよなぁ」

 サディスティックな笑みを浮かべた鮫島が肛門へと怒張を押し付けてきた。
 連日のアナル調教を受けさせられた菊門は、グリグリと亀頭を押し付けられただけで侵入を許してしまう。あとは一気に括約筋を抉り、挿入を深めるだけだ。
 だが、すでに全門も猿渡の怒張で満たされている状態であり、貫かれる排泄器官とは薄皮を隔てているだけだ。
 二本の剛柱に貫かれては、流石の結衣も白目を剥いて呻いてしまう。

「んひぃ、ひぐぅぅ……」
「どうよ、もうまともなセックスじゃぁ、満足できねぇよなぁ……くくくッ、身体の方は気に入ったみたいだ、すげぇケツの締まりじゃねぇかよ」

 肛門を貫かれ、膣洞も子宮口まで異物で埋めつくされている。それらが交互に、時には息を合わせて深奥へと責めてくる。
 その圧倒的な刺激を前にしてる理性など踏みとどまれるはずもない。まるで獣のような呻きを上げて、被虐に魔悦へ引きずり込まれてし、すさまじい淫泣き響かせるのだった。
 拘束された女体が男たちに挟まれてギシギシと揉みくちゃにされていった.
 そうして結衣を悶え狂わせていた男たちだが、やはり猿渡は早々に限界を迎えてしまう。

「も、もう駄目かよぉ、くそぉぉ、おら、喰らいやがれッ」
「んふぅぅぅッ!!」

 射精された衝撃を子宮で受けて、顎を反らせる結衣もつられて絶頂へと追いやられてしまう。

「ふぅ、これじゃぁ、満足できねぇ。もう一回分を買うぞ」
「よし、次のヤツ、出番だぞ。牝奴隷に休む暇なんて必要ねぇんだからなぁ、ガンガン犯しまくれよ」

 代金を手にして最後尾へとならぶ猿渡と入れ替わり次の生徒が結衣へと挿入してくる。
 その腰の動きに合わせて、鮫島も再びピストン運動を繰り出してアナルを犯していくのだった。
 そうして鮫島も腸内へと射精を果たすと次の者へと交代していく。そうやって並んだ生徒らによって前後の穴を犯され、たっぷりと精液を注ぎ込まれていくのだった。

「こら、なにを騒いでやがるッ、静かにしろッ」
「やべぇ、先コウどもが来やがった」
「いったい、なにを騒いて……いるんだ……その女は……草薙先生なのか?」

 列も後半に差し掛かったところで教室の扉を開いて近くの教室で授業を受け持っていた男性教師らが詰めかけてきた。
 だが、壇上に吊られた結衣の背徳的な姿に、その後の言葉も途切れてしまう。
 その隙にそそくさと逃げ出す生徒らと違い、鮫島は呆然と立ち尽くす男性教師らに近づくと、悪魔の囁きをするのだった。

「先生たちさぁ、ここは穏便に対応してくれたら、この奴隷をタダで抱かせてやっても良いぜ」
「な、なにを……言ってる……」
「いいのかよ、今抱いておかねぇと後悔するぜぇ、なぁに先生たちが黙っててくれればバレねぇからよぉ」

 鮫島が吹き込んでくる甘い誘惑に、男性教師の誰かがゴクリと喉をならす。
 すでにその股間は激しく勃起しており、結衣が放つ魔の誘惑に囚われだしており、それを振り払うのは不可能だった。
 ひとりが足を踏み出せば残りも続き、最後には我先へと魅惑の裸体へと群がっていくのだった。
 生徒らだけでなく、同僚教師らにも犯されることになった結衣は、何度も気を失いながらも穴という穴を犯され続けるのだった。


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